STM32 Nucleoのはじめ方

mbed対応マイコンボードの中で一番安い(2014/11現在)STM32 Nucleoボードは、mbedとしてUSBストレージとして書き込みをするまでが少しだけ大変です。そこで簡単に解説してみます。

 ○ 必要なもの

・STM32 Nucleo
・Windows PC(ファームウェアを更新するのに必要です)
・USBミニBケーブル

 ○ 準備

(WindowsPC上で)

・STLink Driverをダウンロードして解凍する
http://developer.mbed.org/teams/st/wiki/ST-Link-Driver  

・ダウンロードしてきたSTLink Driverをインストールする
解凍したフォルダのdpinst_amd64.exe(64bitOSの場合)か、dpinst_x86.exe(それ以外の場合)を実行する。

STLinkUpgradeをダウンロードして解凍する
 http://developer.mbed.org/teams/ST/wiki/Nucleo-Firmware

 ・STM32 NucleoをUSBケーブルでPCに接続する

 ・STLinkUpgrade.exeを起動する

 ・ 「Connect」を押す
STLink Driverが正しくインストールされていればデバイスの詳細が表示される

 ・「Yes」を押す
ファームウェアのアップデートがはじまります

 ・アップデートが終了したら、一度STM32 NucleoのUSBケーブルを抜いて挿し直す

 ・STM32 NucleoがUSBストレージとして見える
その後はUSB経由でのターゲットへのプログラミングが行えます

 ○ 参考になるサイト

・mbed内、各STM32 nucleoのページ
http://developer.mbed.org/platforms/