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ショップカードプリンタ (展示のみ:非売品)

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出展していると『連絡先教えてください』や『メールアドレス教えてください』というのはよく聞かれることです。このような場合、一般的にはいわゆる”ショップカード”を用意しておくものですが、イベントによっては何枚用意すればよいのかわからず困ってしまいますね。
そこで オンデマンドでその場で印刷してしまえばいいじゃない?というアイデアから生まれたのがこのプリンタです。

お客様にお渡しする必要な情報といえばWebのURL、メールアドレス、twitterのID程度ですね。しかもカードだと、もらった方も仕舞い込んでしまって見なかったり処分に困ったりということもよくある話です。
そんなわけで、このプリンタでは感熱紙を使って必要な情報だけを出力します。 

作り方は簡単といえば簡単で、まずeBayあたりで安価なPOS用プリンタを仕入れてきます。この時、シリアルポートのついているものを選択するのが簡単です。最近はUSB接続のものも多く出回っていますが、USB接続にするとコントローラとして使用するマイコンに高機能なものが必要になるため、簡単に制御したければシリアルポート付のものがベストです。ただし、安価なプリンタは仕様がよくわからないものが多く、若干の試行錯誤が必要になるのが難点ですが、このタイプのプリンタは大抵はESC/POSに対応しているようです。とはいえ日本語は対応していなかったりサポートしているコマンドが少し違ったりしますが。

今回展示しているものでは中の制御基板からMAX232を取っ払い(シリアルをTTLレベルにする)、中にArduino Pro Miniを内蔵させています。Pro Miniにしたことで電源もプリンタ内部から取ることができますので、見た目は単なるレジプリンタのようにみえます。

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ついでにといっては何ですが、RTCも内蔵させており出力した時刻とシリアルナンバーも印字するようにしてあります。シリアルナンバーは何人の人が印字したのかの確認と、例えば、抽選会をするなどの用途に使えるかなと思って実装しています。

 

ショップカードプリンタ2

従来のショップカードプリンタをもう何年も使いまわしているので飽きてきたので新作を。

前のバージョンは素性がイマイチわからないプリンタなので制御が十分にはできていませんでした。そこで

・素性のわかっているサーマルプリンタを入手すればいいんじゃね?

・素性わかってるならRaspberry Piで制御すれば面白いんじゃね?

・Raspberry Pi積んだんだから何か機能追加するか

出来上がってみれば・・・なぜかこうなっていました。

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